本日は、石坂の森~物見山~岩殿観音(正法寺)~市民の森~見晴らしの丘~石坂の森のウォークでした。
物見山という名称の史蹟は数多いですが、ここ東松山市の物見山は埼玉県指定の名勝「物見山岩殿観音の勝」です。
頂上まで上る間に、鮮やかなバイオレットの小花の下草が開花していました。
Photo. 1 をご覧ください。
キランソウです。
小さな花ですが、濃いバイオレットのストライプが魅力的です。
1) Lamiaceae は、シソ科の科名です。
2) Ajuga は、キランソウ属の属名です。「a(無)+jugos(軛、束縛)。花冠の下唇上にを軛(くびき)共にするもの(即ち配偶者の一方)が見えないためという。一説に、abigaの同義語で奇形を作り出すものの意ともいう。シソ科キランソウ属」[#1]
3) decumbens は、「横臥(おうが)した(倒れているが根は出ない) 」[#2]という意味の種小名です。
頂上に来ました。
まずは、Photo. 2 の標識と説明書きをご覧あれ。
下記に東松山市のサイト[#3]を引用させていただきます。
坂上田村麻呂に関わる伝説がありますが、これに関しましては岩殿観音(正法寺)の六面幢との関連で今後考察をしたいと考えています。
物見山(標高135メートル)は、比企丘陵の最高峰です。
伝説によれば、坂上田村麻呂が東征のとき、この山に登り、
四囲を眺めたことによる山名といわれています。
また、このとき北方の雪解沢にひそむ悪竜を退治したともいわれています。
この山は、俗に九十九峰四十八谷と称し、丘陵は波涛のように
起伏しています。
山腹には岩殿観音をまつる正法寺があり、境内には巨木の銀杏、
スギ、ヒノキなどがそびえています。
山頂に立てば、遠くは箱根、足利、大山、富士山、秩父、信越、上野、下野、
常陸の諸山から東京湾まで望むことができるといわれています。
物見山頂上は、桜が満開でした。
Photo. 3 をご覧あれ。
ここ物見山は、桜のみならずツツジも豊富です。
Photo. 4、5 をご覧ください。
ツツジ科>ツツジ属>ヤマツツジ(山躑躅)
[学名]:Ericaceae Rhododendron kaempferi
ツツジ科>ツツジ属>ミツバツツジ
[学名]:Ericaceae Rhododendron dilatatum
1) 学名のEricaceae は、ツツジ科の科名です。
2) Rhododendron は、ツツジ属の属名です。「rhodon(バラ、転じて赤い)+dendron(樹木)。転じて紅花を着ける木の意で、初めは西洋キョウチクトウの名であった。ツツジ科ツツジ属。」[#1]。
3) kaempferi は、エンゲルベルト・ケンペル(Engelbert Kaempfer)[#2]による命名という意味の種小名です。
4)dilatatum は、 「拡張した、拡大した」[#2]という意味の種小名です。
また頂上付近には、早くもシャガも開花していました。
Photo. 6 をご覧ください。
1) 学名のIridaceae は、アヤメ科の科名です。
2) Iris は、アヤメ属の属名です。「虹(にじ)の意、転じて植物名。アヤメ科アヤメ属。」[#1]。
3) japonicaは、日本産という意味の種小名です。
[#1]: "属名解説". 百科瞭然. http://www.geocities.jp/nonkihoke/ryozen/zokumeik.htm#[D]
[#2]: "種名解説". 百科瞭然. http://www.geocities.jp/nonkihoke/ryozen/zokumeik.htm
[#3]: 東松山市. 物見山岩殿観音の勝. http://www.city.higashimatsuyama.lg.jp/kurashi/bunka_sports/bunkazai/shitei_bunkazai/1350459413745.html
[#4]: 跡見学園大学. 跡見群芳譜. http://www2.mmc.atomi.ac.jp/web01/Flower%20Information%20by%20Vps/Flower%20Albumn/ch2-trees/aoki.htm
物見山という名称の史蹟は数多いですが、ここ東松山市の物見山は埼玉県指定の名勝「物見山岩殿観音の勝」です。
頂上まで上る間に、鮮やかなバイオレットの小花の下草が開花していました。
Photo. 1 をご覧ください。
キランソウです。
小さな花ですが、濃いバイオレットのストライプが魅力的です。
シソ科>キランソウ属>キランソウ
[学名]:Lamiaceae Ajuga decumbens
[和名]:チチグサ、オドゲソウ、ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)、イシャゴロシ(医者殺)
[漢名]:金瘡小草(キンソウショウソウ,jinchuangxiaocao)
[学名]:Lamiaceae Ajuga decumbens
[和名]:チチグサ、オドゲソウ、ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)、イシャゴロシ(医者殺)
[漢名]:金瘡小草(キンソウショウソウ,jinchuangxiaocao)
1) Lamiaceae は、シソ科の科名です。
2) Ajuga は、キランソウ属の属名です。「a(無)+jugos(軛、束縛)。花冠の下唇上にを軛(くびき)共にするもの(即ち配偶者の一方)が見えないためという。一説に、abigaの同義語で奇形を作り出すものの意ともいう。シソ科キランソウ属」[#1]
3) decumbens は、「横臥(おうが)した(倒れているが根は出ない) 」[#2]という意味の種小名です。
Photo. 1 物見山:キランソウ
頂上に来ました。
まずは、Photo. 2 の標識と説明書きをご覧あれ。
Photo. 2 物見山頂上
左;標識「物見山岩殿観音の勝」、右:説明書き
左;標識「物見山岩殿観音の勝」、右:説明書き
下記に東松山市のサイト[#3]を引用させていただきます。
坂上田村麻呂に関わる伝説がありますが、これに関しましては岩殿観音(正法寺)の六面幢との関連で今後考察をしたいと考えています。
物見山(標高135メートル)は、比企丘陵の最高峰です。
伝説によれば、坂上田村麻呂が東征のとき、この山に登り、
四囲を眺めたことによる山名といわれています。
また、このとき北方の雪解沢にひそむ悪竜を退治したともいわれています。
この山は、俗に九十九峰四十八谷と称し、丘陵は波涛のように
起伏しています。
山腹には岩殿観音をまつる正法寺があり、境内には巨木の銀杏、
スギ、ヒノキなどがそびえています。
山頂に立てば、遠くは箱根、足利、大山、富士山、秩父、信越、上野、下野、
常陸の諸山から東京湾まで望むことができるといわれています。
物見山頂上は、桜が満開でした。
Photo. 3 をご覧あれ。
Photo. 3 物見山頂上のソメイヨシノ
ここ物見山は、桜のみならずツツジも豊富です。
Photo. 4、5 をご覧ください。
ツツジ科>ツツジ属>ヤマツツジ(山躑躅)
[学名]:Ericaceae Rhododendron kaempferi
ツツジ科>ツツジ属>ミツバツツジ
[学名]:Ericaceae Rhododendron dilatatum
1) 学名のEricaceae は、ツツジ科の科名です。
2) Rhododendron は、ツツジ属の属名です。「rhodon(バラ、転じて赤い)+dendron(樹木)。転じて紅花を着ける木の意で、初めは西洋キョウチクトウの名であった。ツツジ科ツツジ属。」[#1]。
3) kaempferi は、エンゲルベルト・ケンペル(Engelbert Kaempfer)[#2]による命名という意味の種小名です。
4)dilatatum は、 「拡張した、拡大した」[#2]という意味の種小名です。
Photo. 4 物見山:ヤマツツジ
Photo. 5 物見山:ミツバツツジ
また頂上付近には、早くもシャガも開花していました。
Photo. 6 をご覧ください。
アヤメ科>アヤメ属>シャガ
[学名]:Iridaceae Iris japonica
[学名]:Iridaceae Iris japonica
1) 学名のIridaceae は、アヤメ科の科名です。
2) Iris は、アヤメ属の属名です。「虹(にじ)の意、転じて植物名。アヤメ科アヤメ属。」[#1]。
3) japonicaは、日本産という意味の種小名です。
Photo. 6 物見山:シャガ
[#1]: "属名解説". 百科瞭然. http://www.geocities.jp/nonkihoke/ryozen/zokumeik.htm#[D]
[#2]: "種名解説". 百科瞭然. http://www.geocities.jp/nonkihoke/ryozen/zokumeik.htm
[#3]: 東松山市. 物見山岩殿観音の勝. http://www.city.higashimatsuyama.lg.jp/kurashi/bunka_sports/bunkazai/shitei_bunkazai/1350459413745.html
[#4]: 跡見学園大学. 跡見群芳譜. http://www2.mmc.atomi.ac.jp/web01/Flower%20Information%20by%20Vps/Flower%20Albumn/ch2-trees/aoki.htm