わたし流の庭の植物たちを紹介しています。
日記風にfacebookに記載していたものをまとめました。
内容を少し追加したりしています。
まずは春編(4)です。


(1) 4月30日

 本日の花は、フジです。
鮮やかな紫がかった青色(青紫色)の花弁です。
花の形状は蝶形です。
葉身はだ円形で鈍い黄緑色です。
わたし流では、鉢植えです。


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(2) 5月1日

 本日の花は、ミヤマカタバミです。
ミヤマカタバミは、「深山片喰」です。
淡い紫がかった白色の花弁です。
花弁には紫のストライプが複数ついてます
葉身は切り込みのはいった三角形で3枚の根生葉です。
鈍い黄緑色で斑入りです。


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(3) 5月2日

 本日の花は、ツタバウンランです。
ツタバウンランは、「蔦葉海蘭」です。
花が浜辺に生える海蘭に似ていて、蔦で繁殖することからの命名です。
帰化植物でいわゆる雑草とよばれる植物です。
唇形の淡い紫がかった白色の1cm程の小さな花弁です。
上唇には紫の筋が複数ついてます。
下唇に黄色の斑点があり、紫色との対比が印象的です。
葉身は浅い切り込みのはいった掌状です。

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(4) 5月3日

 本日の花は、ヒメフウロです。
ヒメフウロは、「姫風露」です。
日本の徳島県、岐阜県、三重県、高知県ではレッドリスト指定されているそうです。
わたし流の庭では、いつの間にか侵入してました。
実に繁殖力の強い植物なのですが・・・。
淡い紫がかった白色により白っぽい筋が3本ほど見える1cm程の小さな5花弁です。
葉が細かく裂けているのが特徴です。
写真上左に映る掌状の葉は、昨日紹介したツタバウンランの葉です。
ご覧の様に両者は、よく混在してます。


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(5) 5月4日

  本日の花は、クレマチスです。
ギリシャ語でツタを意味するクレマに由来するそうです。
クレマチスの花弁数は、4枚、6枚、8枚と3種ありますが、わたし流のクレマチスは6枚です。
花弁の鮮やかな深い紫(本紫)は、好きな色です。
葉身の黄緑との対比も、心に残ります。


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(6) 5月5日

 本日の花は、ヤマボウシです。
ヤマボウシは、「山法師」です。
4枚の白色のものは花弁ではなく総苞片です。
総苞片の中央にあるのが花の集合です。
「山法師」の由来は、花の集合を比叡山の僧侶の頭部に、総苞片をその頭巾に見立てたところからだそうです。
総苞片の色調は、うっすら黄緑を帯びた白色です。
この色調は、2番目の写真にあるように花の開花初期に顕著です。


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(7) 5月6日

 本日の花は、ニシキギです。
ニシキギは、「錦木」です。
秋の見事な紅葉の印象からの命名です。
見事な紅葉に比較して、黄緑色4枚の花弁は真に地味な存在です。
雌雄同株です。
2番目の写真をご覧ください。
写真右側の4個の球形の花粉袋のあるおしべを持ったものが雄花です。
写真左側の中央に1個のめしべの柱頭を持つ花が雌花です。
雌花もおしべのような小さな突起物があります。
1番目の写真では、写真では中央の花のみが雄花にそれ以外は雌花に見えます。

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