わたし流の庭の植物たちを紹介しています。
日記風にfacebookに記載していたものをまとめました。
内容を少し追加したりしています。
まずは春編(5)です。
(1) 5月7日
本日の花は、ハルユキノシタです。
ハルユキノシタは、「春雪の下」です。
雪の下の語源は諸説ありますが、残念ながら納得できるものは在りません。
花弁は純白で5枚です。
2枚の大の下の花弁と3枚の小の上の花弁から成ります。
上の花弁には、淡い赤紫色斑点と濃い黄色斑点があります。
ユノシタとの差異は、赤紫色斑点が濃いか淡いかにあります。
濃い赤紫色斑点の花弁は、ユキノシタです。
2本の角状のものは、柱頭です。
柱頭の元にある黄色のものは子房です。
葉は黄緑色に白色の筋と斑点があり、これが雪を連想させます。
(2) 5月8日
本日の花は、ハクチョウゲです。
ハクチョウゲは、「白丁花」です。
丁子型の白色の花に由来した命名です。
花弁は淡い紅色がかった白色で5枚です。
形状は漏斗状で、真横から見ると丁子型に見えます。
花軸が短いため、対生する濃い緑色の葉腋に咲いているように見えます。
(3) 5月9日
本日の花は、ハコネウツギです。
ハコネウツギは、「箱根空木」です。
産地が箱根であると誤認されて命名されたそうで、実際は箱根には自生木は希少だそうです。
筒状で合弁5烈の花弁です。
花弁は開花時は純白ですが、数日の経過で鈍い赤紫色(紅紫)に変化します。
この点がこの花の最大の魅力です。
長いメシベもアクセントになってます。
葉の鮮やかな緑色もよいです。