川越不動蚤の市

2016年末に定年退職しました。 このブログでは、埼玉県比企郡鳩山町を中心にした植生写真を掲載します。 その他、その地誌、趣味の木工、旅行、お酒にも触れます。

川越不動蚤の市へまたまたまた行きました!

 5月28日、川越不動尊の蚤の市へ行きました。
今回はさしたる目的は無かったのですが、出かけました。
前回は土曜でしたので結構人も多く混雑してましたが、今回は平日でしたので割とすいてました。
年齢層もシニアが多かったですが、相変わらず西洋系の外国人が目につきました。

 いつもの大工道具屋さんをのぞきました。
今日はいつものおばあさんではなく、中年の男性でした。
8分の追い入れ鑿は、ありませんでした。
鉋も気に入るものはありませんでした。

 いつもの古伊万里の店では、膾皿が目に入りました。
店のおばさんはうどん皿と称していました。
確かに肉厚です。
Photo. 1をご覧ください。
見込には、樹下に1屋と釣人、遠くに島影、沖に帆掛船の浮かぶ海浜風景が描かれています。
樹下一屋釣人 山水紋 染付 膾皿と呼ぶことにします。
なかなか安穏な景観では、ないでしょうか。
繊細ではありませんが、のびやかなタッチです。
気に入りました。
Photo. 2に示しますように、(側面)3か所には2艘の帆掛船がたゆたう姿があります。
写真の中央の絵には、右側にPhoto. 1の見込みに描かれた島影と思われるものが遠景として付け加えられているようにみえます。
いかがでしょうか。
なおサイズは、肉厚7-8mm程度、直径180mm、高さ60mm程度ありました。


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Photo. 1 樹下一屋釣人 山水紋 染付 膾皿見込

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Photo. 2 樹下一屋・釣人山水紋 染付 膾皿3か所に描かれた帆掛船:
中央の絵では遠景に島影があるように見えます。


 この店では先ほどのおばさんの他に、その息子さんも出品しています。
Photo. 3染付向付が気に入りました。
なかなか珍しい図柄だと思いませんか。
向付は、Photo. 3 (a)の唐草文の縦の仕切り3本で3つの領域に区割りされています。
各領域は、Photo. 3(b)で示しましたようにさらに斜線で仕切られています。
仕切斜線下部には、穏やかな海に浮かぶ帆掛船が描かれています。
この帆掛船は、樹下一屋釣人山水紋 染付 膾皿に描かれているPhoto. 2帆掛け船と類似しています。
(親子の店ですので、仕入れ先は同じであると想像され、従って作者も同一の可能性もあるかも。)
帆掛船の上部左、仕切斜線の付け根部分の”丸に放射線”はいったい何でしょうか。
わたし流では、太陽とみました。
一方斜線の仕切上部には、3つの螺旋文が描かれています。
わたし流では、この螺旋文を荒れる海の怒涛と見ました。
のモチーフは、海という自然の恩恵と脅威の対比とみました。
いかがでしょうか。
ということで、この向付唐草仕切海浜文 染付 向付と呼ぶことにします。


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Photo. 3 染付 向付
左 (a):蔦模様の縦の仕切り、右 (b):蔦模様の縦の仕切で区画された領域の絵柄


 Photo. 4には、唐草文の縦の仕切り3本で3つの領域に描かれた文様を示しました。
この螺旋模様は、ほんとうはいったい何なのでしょう。


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Photo. 4 染付 向付
縦の蔦模様で仕切られた3つの区画に描えがかれた絵柄


 前回気になっていた古民具が今回も展示されていました。
Photo. 5をご覧ください。
何であるかわかりますか。
オール木製の糸車です。
右側のハンドルを廻しますと、糸巻が回ります。
歯車も木製です。
そういえば木製の歯車だけの骨董品も他の店で見かけました。


 さて腹も減ったので、今日もスシローで昼ごはんとします。


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Photo. 5 木製糸車


川越不動蚤の市へまたまた行きました!

きのう(28日)は川越成田山川越別院本行院(川越不動)のお縁日で蚤の市でした。
8分(24mm)程度の追入れ鑿を探すことと小口の蕎麦猪口がお目当てです。
当日はGWの初日とあってなかなかの賑わいです。
欧米系の外国人がいつもより多いような気がします。
中年の着物姿の米国人風夫婦がかなり目立ってました。
ところでこれまで何回か来ていたのですが、今回初めて不動明王二童子像の存在に気が付きました。
Photo. 1をご覧ください。
寺院伽藍の北東のコーナーに位置し、寺院を守護するかのような立位石像です。
矜羯羅(こんがら)・制吐迦(せいたか)の童子も引き連れてます。
右位の矜羯羅の首にはスカーフが巻かれていてほほえましい姿です。

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Photo. 1 不動明王二童子立像成田山川越別院本行院

 さて残念ながら、お目当ての追入れ鑿は気に入ったのがありませんでした。
いっぽう小口の蕎麦猪口ですが、長年愛用していたのですが数か月前にうっかり割ってしまいました。
従いましてその代替ということで是非とも入手したいところです。
いつもの店で古伊万里の良物がありましたが、価格が折り合わず断念。
他の店で染付山水紋のものがあり、サイズはやや想定よりは大でしたが購入しました。
Photo.2 をご覧ください。
店主の弁では明治期ということでしたが、色合いからするとより前のような気がします。
一屋のある山水と見えます。
線のタッチも良く、見飽きない風景と思いませんか。
Photo. 3に示しました見込は、島紋のようです。
自作の飾り格子棚に入れてみました。
Photo. 4をご覧あれ。
この飾り格子棚については、私のホームペイジ(木木木の工房 INFINITY)に紹介していますのでご興味があれば訪問してください。


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Photo. 2 古伊万里蕎麦猪口 染付山水紋(明治時代)


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Photo. 3 古伊万里蕎麦猪口 染付山水紋(明治時代)の見込島紋でしょうか

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Photo. 4 自作飾り格子棚に収納:上段中央が今回入手した蕎麦猪口

 かれこれ1時間も過ぎ日差しも強く疲れてきたので本日はこれまで。
腹も減ってきたので例のごとくスシローによって帰ります。







川越不動蚤の市へまた行きました!

 一昨昨日、川越成田不動尊の蚤の市へ再度行きました。
到着は9時30分ごろでした。
早速おばあさんが店番をしている大工道具の店へといきました。
お目当ては鉋と鑿です。
寸6の鉋(鉋屑幅がおよそ48mmの鉋)を探しましたが、良品はありませんでした。
2分(刃幅6mm)の向う待ち鑿を購入しました。
別の店で2分(刃幅6mm)の追入(おいい)れ鑿(または大入れ鑿)を見つけ購入しました。
2分の鑿は骨董市では希少品なので、入手出来たのは幸いでした。
Photo. 1 に示します。

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Photo. 1 川越成田不動尊蚤の市で購入した鑿(のみ)
上:2分の向う待ち鑿、 下:2分の(大)入れ鑿


 陶器関係はと申しますと、織部の緑釉風の釉薬を帯び、中央に何かの紋が円形に配列した行燈皿が気に入りました。
しかしながら、購入にはいたりませんでした。
次の機会といたしましょう。

 会場から駐車場に戻るまでの間、川越城跡近辺は桜が満開でした。
Photo.2 は、川越城跡初雁公園野球場)の堀跡ばたの桜です。
昼時になったので、今回も川越小仙波のスシローにてランチしました。

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Photo. 2 川越城跡(初雁公園野球場)の堀跡あたりの桜

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プロフィール

nonchan

ブログデビューしたてのビギナーです。 定年リタイア後、ルーティンとして週5のウォーキングと週2のスイミングを課してます。 ブログでは、わたし流の生活から派生した事項を載せるつもりです。 まずは、ウォーキング中に撮影した自宅付近の植生の写真を載せます。 趣味の木工も掲載しようかと考えています。