きのう(28日)は川越成田山川越別院本行院(川越不動)のお縁日で蚤の市でした。
8分(24mm)程度の追入れ鑿を探すことと小口の蕎麦猪口がお目当てです。
当日はGWの初日とあってなかなかの賑わいです。
欧米系の外国人がいつもより多いような気がします。
中年の着物姿の米国人風夫婦がかなり目立ってました。
ところでこれまで何回か来ていたのですが、今回初めて不動明王二童子像の存在に気が付きました。
Photo. 1をご覧ください。
寺院伽藍の北東のコーナーに位置し、寺院を守護するかのような立位石像です。
矜羯羅(こんがら)・制吐迦(せいたか)の童子も引き連れてます。
右位の矜羯羅の首にはスカーフが巻かれていてほほえましい姿です。

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Photo. 1 不動明王二童子立像成田山川越別院本行院

 さて残念ながら、お目当ての追入れ鑿は気に入ったのがありませんでした。
いっぽう小口の蕎麦猪口ですが、長年愛用していたのですが数か月前にうっかり割ってしまいました。
従いましてその代替ということで是非とも入手したいところです。
いつもの店で古伊万里の良物がありましたが、価格が折り合わず断念。
他の店で染付山水紋のものがあり、サイズはやや想定よりは大でしたが購入しました。
Photo.2 をご覧ください。
店主の弁では明治期ということでしたが、色合いからするとより前のような気がします。
一屋のある山水と見えます。
線のタッチも良く、見飽きない風景と思いませんか。
Photo. 3に示しました見込は、島紋のようです。
自作の飾り格子棚に入れてみました。
Photo. 4をご覧あれ。
この飾り格子棚については、私のホームペイジ(木木木の工房 INFINITY)に紹介していますのでご興味があれば訪問してください。


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Photo. 2 古伊万里蕎麦猪口 染付山水紋(明治時代)


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Photo. 3 古伊万里蕎麦猪口 染付山水紋(明治時代)の見込島紋でしょうか

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Photo. 4 自作飾り格子棚に収納:上段中央が今回入手した蕎麦猪口

 かれこれ1時間も過ぎ日差しも強く疲れてきたので本日はこれまで。
腹も減ってきたので例のごとくスシローによって帰ります。