今回は、螺旋組オーナメントを作製しました。
Photo. 1をご覧ください。
三角螺旋組と呼ばれている組木です。
3本の20mm×25mm×150mmのホワイトウッドから構成されています。

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Photo.1 三角螺旋組


 次にPhoto. 2をご覧ください。
六角螺旋組と呼ばれている組木です。
6本の15mm×15mm×175mmの杉材から構成されています。

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Photo.2 六角螺旋組


 この組木螺旋組と呼ばれているようなのですが、出典が不明です。
前回と前々回で飛騨組木(千鳥格子)技法の原理をご説明いたしました。
実は今回の螺旋組の技法は、飛騨組木(千鳥格子)技法の延長線上にあります。
ご興味のある方は、螺旋組の技法を解明してみてください(螺旋組技法の原理)。
先に飛騨組木技法をやや詳細に説明したのも、この技法が応用可能であるという理由からでした。
いずれ時を見て図解で螺旋組技法を説明したいとは考えています。
図を作成する余裕があればですが、・・・。

 Photo. 3、4 三角螺旋組六角螺旋組の応用例を示します。
そのままオーナメントととしても使用できますが、花台コースターとしての応用も可能です。
ここでは花台として応用してみました。

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Photo. 3 三角螺旋組の応用例:左;オーナメント、右;花台


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Photo. 4 六角螺旋組の応用例:左;オーナメント、右;花台