4方十字組手

2016年末に定年退職しました。 このブログでは、埼玉県比企郡鳩山町を中心にした植生写真を掲載します。 その他、その地誌、趣味の木工、旅行、お酒にも触れます。

鳩山町コミュニティー・マルシェ:まちおこしカフェに出展!!!

 鳩山町コミュニティ・マルシェとは、行政(鳩山町)と民間の複合施設です。
鳩山ニュータウン内の鳩山町コミュニティセンターの1Fに存在しています。
Photo. 1 をご覧ください。
鳩山町コミュニティ・マルシェの入口の写真です。


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Photo. 1   鳩山町コミュニティ・マルシェのエントランス


 鳩山町コミュニティ・マルシェは、民間のパワーを導入して、1)移住推進、2)福祉、3)地域農産物・加工品の販売、4)起業支援、5)研修支援の活動をしています。
上記の中で3)の地域農産物・加工品の販売をしている施設が ”まちおこしカフェ” です。
今回この ”まちおこしカフェ” に、わたし流の木工房 ”木木木の工房 INFINITY” が出展いたしました。
Photo.1 の正面のエントランスを抜けた後、左側を見渡した写真が Photo. 2 です。
このエリアが ”まちおこしカフェ" となります。
写真の中央の通路の左手の2番目のテーブルに出品しました。



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Photo. 2  鳩山町コミュニティ・マルシェまちおこしカフェ
 
 Photo. 3 をご覧ください。
展示スペースは、半円形テーブルの半分、四分円状エリアとなっています。
お隣様と半円テーブルをシェアしています。
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Photo. 3  展示用のテーブルと展示製品

 展示の木製品は、鳩山クラフトフェアの際の展示製品と重なっています。
Photo. 4、5 をご覧ください。
展示製品は、ペンシルスタンド(桧、櫤、ウォールナット)、螺旋組、ブックスタンド(傾斜型)、4方十字組手、スリッパラック、飾り格子棚、糸巻の9点です。
各製品の詳細に関しましては、以前の記事 はとやまクラフトフェア展示製品のご案内 をご参照ください。

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Photo. 4  対角前列:左よりペンシルスタンド(桧、ウォールナット、櫤)
対角後列:左より螺旋組、ブックスタンド(傾斜型)



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Photo. 5  前列:4方十字組手
            中列:左よりスリッパラック、糸巻
    後列:飾り格子棚

スライド型4方十字組手(3本組木)技法の原理

  昨日の記事(4方十字組手(3本組木)を作製しました(続き:スライド型)!!)で、スライド型4方十字組手(3本組木)を製作したことを記載しました [1]
この記事では、スライド型4方十字組手(3本組手)技法の原理を説明します。

ここでので説明は、角材の厚さを t としかつ角材の幅を 2t とした場合について説明をいたします。
Figure 1 をご覧ください。
スライド型4方十字組手(3本組木)を構成する3種類の角材のサイズを表示しています。
各角材の外寸法は同一で、角材の長さ L、厚さ t 、幅 2t は共通です。
ここで注目することは、各角材ははめ合い部の構造にそれぞれ差異があることです。
このはめ合い構造の差異から、異なる構造の材を各々材 A, B, C と識別・命名いたします。

 角材のはめ合い部の構造上の特徴を確認します。
1)材 A は、中央に中心線に線対称な穴状の矩形(サイズ2t×t)の切欠きがあります。
2)他方材 B は、中心線に非対称的な穴状の矩形(サイズ3t/2×t)の切欠きに加えて木端に達する切欠きを持つ特異的な構造をとります。
この切欠きの特異性が重要な意味を持ちます。
3)材 C は、材 A と同様な中央の中心線に線対称な穴状の矩形の切欠き(サイズ2t×t)に加えて中心線に対称な木端に達する切欠きを持ちます。


FIGURE 1  材 A, B, C のサイズ

 スライド型4方十字組手(3本組木)を構築する手順を下記に記載します。
1)FIGURE 2 に各材 A, B, C の配位関係を示します。


3本組木 v3 N1-2

FIGURE 2 手順1)材 A, B, C の配位関係


2)次に材 A の中央の穴状の切欠き部に材 B を挿入し、FIGURE 1 に示した材 B の直線部 l が材 A の手前の表面に到達したところにセットします(FIGURE 3 参照)。
FIGURE1ならびにFIGURE 3 の右側の上からの2D図面にて、材 B の木端に達する切欠きサイズが t であり、次のステップにて材 C がこの切欠き部を通過可能であることをご認識願います。
3本組木 v3 N23本組木 v3 N2-上


FIGURE 3 手順2)材 A に材 B を挿入
左:3D図、   右:上方からの2D図


3)次に材 C の中央部の穴状切欠きを材 A に挿入し図の手前側に引き込み、材 B切欠き部を通過させ材 B に寄せます(FIGURE 4 参照)。
ここで材 B のもつ特異的な切欠き構造の意味をご理解いただけるかとおもいますが、いかがでしょうか。

3本組木 v3 N3-3本組木 v3 N3-上
FIGURE 4 手順2)材 A に材 C を挿入
左:3D図、   右:上方からの2D図

4)最後は材 B を押し込み、これで4方十字組手完成となります(FIGURE 5 参照)。

3本組木 v3 N4-3本組木 v3 N4-上
FIGURE 5 手順2)材 B を押し込む
左:3D図、   右:上方からの2D図

 ここでこのスライド型4方十字組手(3本組木)を総括いたしますと、上記手順において各角材の操作において回転操作を含まずすべて並進操作のみでした。
従いましてこの方式がスライド型と呼ばれる所以です。
なお上記説明では、簡単化のため各角材の厚さを t 、幅 を2t としました。
厚さと幅は、もちろんこれに限定されることはありません。
一般的には、厚さ t 、幅 wに拡張されます。
ただし t<w です。
一般化を試みてください。
別の記事にて回転型について詳細を説明することになりますが、この方式の原理についても想像をしてみてください。


参照サイト

4方十字組手(3本組木)を作製しました(続き:スライド型)!!

今回の記事のタイトルは、以前書いた記事「4方十字組手(3本組木)を作製しました!」[1] と同じタイトルです。
実は、4方十字組手(3本組木)には下記の2種類の方式があります。

1) 回転型
2) スライド型

ここでは詳細な説明は省きますが、両方式の差異は角材から4方十字組手(3本組木)を構成する際の技法の原理的差異としておきます。
以前書いた記事[1]は、前者の回転型4方十字組手(3本組木)でした。
今回の記事は、後者のスライド型4方十字組手(3本組木)に関しての記事です。

 まずはPhoto. 1をご覧ください。
これが、スライド型4方十字組手(3本組木)です。
回転型のものと比較するため1点支持[1]の設置をしています。
一点支持の設置とは、下面と接地するのは1個の角材のみの設置の仕方を呼びます[1]
回転型の場合と同様に、3本の角材から構成されています。
角材は、すべて30mm×15mm×200mmの桧材です。
回転式の場合は角材の断面形状が正方形でした。
しかしながら、スライド式の場合では長方形となります。
この点が両者の外観上の差異となります。
Photo.2をご覧ください。
ここでは、3点支持の設置[1]を取っています。

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Photo. 1  スライド型4方十字組手(3本組木):1点支持の設置

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Photo. 2  スライド型4方十字組手(3本組木):3点支持の設置

 回転型4方十字組手(3本組木)は、それ自他オーナメントにも適用できました[1]
しかしながらこのスライド型4方十字組手(3本組木)は、回転型のものと比較しますと立体図形としての幾何的形状の対称性が落ちるためそれ自体をオーナメントとするには少々難があります。
Photo.1の1点支持の置き方でも、Photo.2に示す3点支持の置き方でも対称性の劣化のため美しさにかけると思いませんか。
またスライド型4方十字組手(3本組木)は他のオーナメントの置台にも適用することが可能でした。
しかしながら、このスライド型4方十字組手(3本組木)はその対称性の欠如から他のオーナメントの置台にも適用するにも難があります。
試しに犬のオーナメントの置台としてみました。
Photo.3 をご覧ください。
回転型と比較しますと、対称性が落ちているため見劣りします。


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Photo. 3  スライド型4方十字組手(3本組木)の応用例

 いまこのスライド型4方十字組手(3本組木)の応用を構想しています。
幾つかの応用もあると考えています。
そのうち製品を作製した際には、別途ご案内させていただきます。

 なお回転型ならびにスライド型4方十字組手(3本組木)技法の原理に関しましては、説明図ができ次第新規の記事にさせていただきます。
その際に回転型スライド型という名称の内容をご理解いただけると考えています。

 
引用サイト

4方十字組手 (3本組木)を作製しました!

 今回4方十字組手 [1]3本組木とか呼ばれているものを作製しました。
いままでの組手、すなわち飛騨組手(千鳥格子)螺旋組も2次元的組手でしたが、今回は3次元的組手となります。

 Photo. 1 をご覧ください。
これが4方十字組手 (3本組木)です。
この写真では組手は、1点支持の設置となっています。
一点支持の設置とは、下面と接地するのは1個の角材のみの設置の仕方をこう呼ぶことにします。

 4方十字組手 (3本組木)は、3本の角材から構成されています。
角材は、サイズがすべて30mm×30mm×200mmのスプルースです。
しかし直交している部分の内部構造、言い換えますと各角材の相欠きの構造は3本すべて異なります。
この組手の技法の詳細は、別途ご紹介いたします。
この組手技法は宮大工職人の技法として伝達されてきたようなのですが、実際の建築例は少ないようです [1]
なお近年、隈研吾氏がこの技法を応用して建造物を構築したということです [2]
この組手が3次元的組手である特徴をうまく利用していますね。

 
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Photo.1 4方十字組手 (3本組木):下面と接地するのは1個の角材(1点支持の設置)


 この木組みはPhoto. 1のような1点指示の置き方では安定的ではありませんが、Photo. 2に示しますような3点支持にすると安定しますので、オーナメントとして利用できます。
また置台としての可能性もあると考えられます。
試しに台としての適用を試みました。
Photo. 3 をご覧ください。
花台、岩石+香炉台、他のオーナメントの置台とかの応用の可能性もあるかと考えられます。
岩石+香炉台は、ちょっとリスキーですが・・・。
特に今回は30mm角長さ200mmの角材でしたが、より細めにより長めにすれば安定性も増強し応用が広がりそうです。

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Photo. 2 4方十字組手 (3本組木):下面と接地するのは3個の角材(3点支持の設置)

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Photo. 3 4方十字組手 (3本組手)の応用例:左:花台、中:岩石+香炉台、右:オーナメント台




参照サイト





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nonchan

ブログデビューしたてのビギナーです。 定年リタイア後、ルーティンとして週5のウォーキングと週2のスイミングを課してます。 ブログでは、わたし流の生活から派生した事項を載せるつもりです。 まずは、ウォーキング中に撮影した自宅付近の植生の写真を載せます。 趣味の木工も掲載しようかと考えています。