久方ぶりに木製パズル(その9)の記事となります。
キューブ(立方体)を形成する木製立体パズル(以降、キューブパズルと呼ぶことにします)は数多くあります。
今回記事にするのは、日本発祥と考えられるキューブパズルです。
このパズルの存在を知ったのは、Wyatt 著の " Puzzles in wood " (1928) という本です。
この本は木製パズルのガイドとしてよく知られています。
この本の中で、今回紹介するキューブパズルは "Built-up cube" という名称で紹介されています。
"組み上げキューブ"とでも訳しておきましょう。
この Built-up cube (組み上げキューブ) の起源に関しては、上記 Wyatt 著 " Puzzles in wood "の中では触れられてません。
ネットで調査するとこの Built-up cube (組み上げキューブ) と同一の立方体パズルを Japanese kumiki puzzle という名称で紹介しているサイトに複数あたります。
従いましてこの Built-up cube (組み上げキューブ) は、日本発祥の組木パズルだと考えられます。
まずいかなるものなのか、今回試作した現物を見てみましょう。
数あるキューブパズルの中でも、この Built-up cube (組み上げキューブ) の最大の特徴は次にようになります。
キューブ構成する木片が露出する模様がキューブの6面で同一の模様を呈するため極めて対称性の良い印象を与えてくれます。
さてこの Built-up cube (組み上げキューブ) の構成パーツを Photo. 2 に示します。
上下横向き2列に配置していますが、下列に配列された構成パーツが形状の種類を表示しており、その数は7種となっています。
一方上列に配列された構成パーツは、下列と同一の形状のパーツとなっています。
従いまして、Built-up cube (組み上げキューブ) は7種類の形状の、合計12個の構成パーツから構成されています。


![IMG_20251118_034146[1]](https://livedoor.blogimg.jp/positive_infinity/imgs/6/4/643060e1-s.jpg)












